2013年5月17日金曜日

P2P探訪 Raider やる気スイッチ 「トレントって何」

Raiderのメタファで、Torrentクローンを作成しています。 Java で作成しています。
そろそろ、Applet上で動作するデモができそうです。 試してみて解ったことが結構ありました。
そこで、学習したしことを、epub形式でまとめることにしました。
https://github.com/kyorohiro/Raider/tree/master/Raider/doc/torrent/matome.epub
だが、やる気スイッチが入らない。なので、そこそこまとまった書きかけのものをさらすことにした。 そうすれば、やる気スイッチが入るかもしれない。
↓書き直します。たぶん、ひとかけらも残りませんが..

トレントっ何

Torrentは効率良くデータを配信するするためプロトコルです。とても効率良く配信ができるため、様々な分野で利用されています。

個人では多くのユーザーにデータを届けたい場合非常にコストがかかります。これは、今までのインターネットのデータ配信をする方法では不可能でした。不可能だったことがP2Pテクノロジーによって可能になったのです。

P2Pテクノロジー

データの配信はとてもコストが高い

インターネット上でデータを配信するためには、サーバーとデータを通信する必要があります。ここでいうサーバーというのは、URLにヒモづくコンピュータという認識でよいです。
例えば、Googleで検索する場合は、http://www.google.com、 Youtubeで動画を見るには、http://www.youtube.com といったアドレスにIEやFirefoxやChromeといったブラウザからアクセスしていますね。
そういった、ブラウザからアクセスした先にはコンピュータがあり、あなたに期待に答えるように、検索結果や、動画の配信をしてくれます。

このデータを配信するサーバーはとてもコストがかかります。コストというのはお金だとか、時間だとかです。

例えば、ニコ生配信とかで、2000人くらいのユーザーが見に来るような場合、2000×50KB=100MB必要となります。 ご家庭にある通信回線は10MB程度ですから。100MBという値は、すでに個人で配信できる量ではなくなります。

また、これらを配信するサーバーを運営している方々は、こういったコストを負担してサービスを提供しているのです。

低コストでデータの配信が可能な優れもの

Torrentはこれらのコストをきわめて最小化することできます。あなたが、こういったサービスを自ら提供することも容易になりました。このサーバーにコストがかかる問題の解決策として、Torrentでは、データをダウンロードするユーザーも、データ配信に加わることにしたのです。

例えば、30分のアニメを200MBのデータとして配信する場合、1分間に2MB、1秒間に51KBのデータを配信する必要があります。
サーバー側が10MBの通信回線を持っていて、2.5MBを配信に使用する場合、同時にに50人くらい配信できます。これが限界です。

しかし、50人が2.5MBを配信に使用してくれれば、2.5×50MBつまり150MBの配信が可能になります。
150MBだと、3000人程度に配信が可能です。
また。この3000人が、2.5MB配信にまわしてくれれば、2.5×3000MB=7500MBの配信が可能になります。これは、15万人に配信が可能です。

といった感じで、データを受け取る側が増えれば増えるほど、配信可能なデータ数が増えるのがわかってもらえたでしょうか。これによって、サーバーを運営する側だけがコストを払わなくても良くなったのです。


1 件のコメント:

  1. ↑は計測ダイエットみたいなものです。以前、自分の体重を公開したら、20kgくらすやせました。もしかすると、アプリ作成も公開すると進むかも!!
    といった意図です。
    TorrentのSpecの話に入るのは来月だと思う。..

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